
イラク人質事件:追記
前回の記事を掲載して2日後に無事
残る二人の日本人ジャーナリストも解放されました
最初の三人と同様、みんな無事だったことは
まことにもって素晴らしい結果にホントに安心しました
さて、最初に人質になった三人が無事帰国したという
ニュースを見て おそらく多くの人が言い知れぬ不快感を
持ったのではないかと察しています
何を隠そう僕もその一人で
帰国の途に厳重な箝口令の有り様や、記者会見に現れなかった様子など
見るにつけ、先のドイツの記者ではありませんが
「この国は本当に自由の国なのか?」
という疑問が沸々と湧いてきたのです
本人の代わりに記者会見に出席したご家族のコメントに
「嬉しさは一、残りの九十九は不安」
というのがありました
きっと一度は、このまま永遠に会えなくなってしまうことを
覚悟されたと思います
その覚悟した家族が無事に自分達の元へ帰ってきたのです
嬉しくないハズがありませんよね
「嬉しさが100で、不安は・・・、後から考えます」
ってのがホントでないでしょうかね〜
なのにあのコメントはどうなんでしょう?
世論的にも何だか”自己責任”とかいう風潮で
本人たちに大きなプレッシャーをかけているようです
この自己責任、何となく政治家のおっちゃんたちが
多用して世論操作してるように感じますが・・・・
「今回は多額のお金がかかったのだからある程度自己負担してもらわなければ・・・」
とは、 与党のK党の方でした
「自分の責任でやったのだから自己責任も自覚して・・・」(というニュアンスのコメント)
とは、J党のF氏でした
何だか、面倒臭そうですよね
自国の民を救うのは政治家の責任ですよね
というか、それが本来の仕事です
つまり、今回の事はただ単に
「与えられた仕事をした」
に、過ぎません
もちろん、結果には大変満足しています
しかし、この「自己責任」論を唱える政府に対し
僕は「政府無責任」論を唱えたい
この状況を招いた原因の一端を政府は背負ってはいないか?
先日、小泉さんが議員年金の見直しを打ち出しました
同じ党の古い方(E氏)がすぐさま
「若造が何をほざいておるか!!(怒)(湯気)」
と、我が身かわいさに必死の猛反発をしていました
国民も痛みをもっているのだから
我々議員達も同じ目線で考えましょうよ
と、言ったらすぐさまこれです
まるで、我々国民の方は無視で
自分達の事ばかり考えてるようには感じませんか?
その、方々政府の対応にすさまじく嫌悪感をもって
今回の事件の経緯を見つめているわけですが
世論がこれに付いていくことに対してはもっともっと
ものすごく恐怖を感じています
今日、残る二人のジャーナリストも帰国しました
ジャーナリストたちには「自己責任」として
生の声を国民に届けて欲しいと願います
決して、権力に屈しないでいただきたい
さてさて、
今回の一連の事件ですが
世論はさも本人たちが悪いような印象の意見なのだそうですが
この問題の本質はこの戦争自体にあるのではないでしょうか?
決して本人たちが悪い訳ではないと思います
「危ないところに自ら進み、拉致されたのだからあなた方が悪い」
というのは一方的すぎませんか?
では、日本国内なら安全なのでしょうか?
国内に居ながら拉致された方がいらっしゃいましたよね
安全ではありません
それは極論じゃないか・・・・
と、そうですよね極論です。
今の事体自体が極論的なのですから
今、明らかに言論の弾圧が行われております
政府の方針に刃向かう輩は煙たいんだそうです
国民が自分の意志を言わず一つの方向に向かって歩き出したら
これほど恐いものはありません
言論は自由に(相手の立場は尊重しつつですが)が大原則です
我々の国民が無事救出されたのです
みんなで喜びを分かち合ってもいいのではないでしょうか?
心配はかけたかもしれませんが、迷惑かけましたか?
それより、国民の一人一人が本当に自分のこととして身近に戦争を感じられ
自衛隊派遣も含め、考えるきっかけを投げかけてくれたことに
感謝しなければいけないと思います
さー、暫くすれば本人たちも記者会見の形で
我々の前で意見を述べる時がくるでしょう
その時に本当に彼等の言葉で彼等の意見を言ってくれることを望んでやみません
自分の国にいる方が「針のむしろ」のようで
イラクで人質になっているよりも居心地が悪いんだ
とは決して思って欲しくないものです
追記:2
新聞ネタばかりで恐縮ですが本日の朝刊に
「遠隔操作の無人爆撃機開発に成功」
っていう記事を見つけました
乗り組み員の安全を確保するために開発したのだそうです
安全な基地のテレビモニターを見ながら無人の飛行機で
誰を攻撃するというのでしょうか?
有人飛行機なら許されるという訳では決してありませんが
無人の飛行機で爆弾を投下して、その空の下では実際に生身の人間が死んでいく
そういう需要って本当にあっていいのでしょうか?
そういうものが戦争なのですから
戦争というものは本当に野蛮で愚かな行為です
2004.4.21記