それでも地球は回っている!




第一章)
僕が小学校の4年生くらいだったと思いますが
家庭科の授業で
「掃除機とホウキはどちらが簡単に掃除できますか?」
という、質問を受けたとき
「ホウキだと思うひと〜?」
という問いかけに
『ハイ!』
と、答えたのはクラス45人の内、僕一人だけでした

確かに、
”ホコリも舞わず、小さいゴミ、ホコリをキレイに掃除できるのは?”
という問いに対しては「掃除機」という答えが妥当だと思います
しかし、
『簡単に』
という問いかけに対して、みなさんはどう思われますか?

ホウキより明らかに重量のある掃除機を
掃除する場所まで運び
コンセントまでコードを伸し
コードが届かない部屋の隅の方では、そのコンセントを差し替え・・・
そんな掃除機に対して、僕はとても「手軽である」とは思えず 
”ホウキ”
を選択しました

しかし、教師を含む僕以外の45人は全て、僕の意見には耳も傾けず
「掃除機が偉い」
という結論に達しました
(と、教科書もその答えを導きたかったようですが・・・)

幼心に
「こいつ、掃除したことねーな、分かってねーな」
と、教師に対して不信感を抱いた瞬間でした

と、同時に僕以外のクラス44人の
「大衆」
に対する不信感を抱いた記念すべき瞬間でもありました

その昔、かの天文学者ガリレオ・ガリレイは大衆が何と言おうとも
「それでも地球は回っているのだ!」
と、唱えました
宗教裁判にかけられてなお
自分の研究結果を踏まえた結論に揺るぎなき信念を貫きました

その伝記を読んで以来
彼の生き方は僕のバイブルとなりました


第二章)

僕は常々
「アメリカ人は低能者が多い」
と言うのが持論です
失礼な言い方で大変恐縮ですがこれが僕の偽らざる気持ちです

かつての日本の首相で(多分、Nさんだったと思うのですが)
僕と似たようなことを(「学歴が低い」だったかな?)
言ってエライ目を見た人がいましたが
彼と僕とではかなり立場も違いますし
日本の端っこの一個人のジャーナリストの端くれが
こんな発言をしたところで何の影響もないでしょうから
本当に思っていることを書いているのですが
僕は本当にそう思っています

もちろん、誤解していただきたくないのは
「全てのアメリカ人がそうだ」
と、言っているわけではなくて
アメリカ国民全体に対する比率として、そう思うのであります

ハリケーン・カトリーナによる甚大な被害には目を覆うものがありますが
あの報道を見るにつけ、とても
「富国アメリカ」
で起こっている現象とは思えません

「避難したくても避難する車もない」
「車はあってもガソリンを買うお金がない」

しかし、同時にあの映像が
「真実のアメリカ」
の現状を、如実に表しているのではないかとも思います


資本主義経済の究極の形がそこにあるとして
富める者とうでないもの
富裕層と貧困層という二つの分裂した世界の混沌
そんな世界が本当に正しい世界のあり方なのでしょうか?

もちろん、そんな世界を本当に望んでいるのは
社会の一部の富裕層の人間です
一人の富裕層を何千、何万という貧困層が支えているのです

貧困層の彼等は働けど働けど裕福にはなりません
何故なら、富裕層がそれを許さないからです
みんなが裕福になってしまっては困るのです

そこで僕はその根本的な原因について考えるのですが
おそらく僕の結論としては
「教育のあり方」
に、全ての原因があるのではないかと考えるのです


一部の富裕層は 当然の結果として
「高学歴、高収入」
ですよね?
そして、反対の当然の結果として
貧困層は
「低学歴、低収入」
です

このことは誰が何と言おうと
「それでも地球は回っている」
だと、思います

低学歴が故に選択できるほど就職先もない
さりとて安定収入が得られる公務員の道もない

そうなると残された道は
「軍隊に入る」か「マフィアに入る」
くらいしか選択の余地がないのですよ

世界に戦争が絶えませんよね?
何でだか知ってます?

そうして軍隊に入ってきた兵士の仕事先を作らなきゃいけませんよね?
軍隊の仕事って何ですか?
もちろん「戦争」ですよ
それが、仕事

じゃあ、その戦争を望んでいる人は誰でしょう?
軍隊に入るしか選択の余地がなかった低所得者層の人々ですか?
違いますよ

戦争が起こるとどうなりますか?
鉄砲や戦車をはじめ、たくさんの兵器が必要になりますよね?
機関銃の砲弾も大量に必要になります
戦闘機や戦車を動かすためにはたくさんのガゾリン(燃料)が必要ですよね?

さて、ここで問題です
戦争をして一番徳をしているのは誰でしょう?

はい、答えは簡単ですね
そんな人たちが政治を動かし、社会を牛耳っているのですから
戦争が絶えるはずがありません



対して
世界中の人々が教育によって高い教養を得たと仮定してみてください
みんなが世界の事、地球の事、未来の事、自分の子供達のこと
そんなことを それぞれの教養の中で考えはじめたとしたらどうでしょう?

人と人が殺しあう
そんなバカげた選択を人々はするでしょうか?
一部の富裕層だけが無制限に利益を得ていく社会が存続するでしょうか?
勝ち組と負け組がはっきりした社会がはたして正常な社会なのでしょうか?


本当に人民の人民による人民の為の世界が存在するとすれば
それを実現するためには もう
『教育』
に頼るしか 地球存続の道はない!
と、断言したいのです




第三章)

さて、昨日、我が国日本でも 我々の子供の世代を占う衆議院総選挙が行われました

先日、たまたま地元テレビ局の街頭インタビューを受け 僕は
「もしかしたら時代が変わるかも知れない、そんな時代に期待したい」
と、答えました

結果は残念ながらの結果でした
みなさん知ってます?
かの選挙で大勝したところは、その富裕層の代表だってこと

保守党(経営者党)と労働党というのがあるとして
その政党は「経営者党」ですよ
僕は自営業者ですからどちらかといえば経営者の方ですが
一般市民の多くはサラリーマン、つまり労働者ですよ

組織票ってなんですか?
僕も知ってます
経営者がバックアップする候補者を企業の従業員(や、その家族)をあげて
投票して当選させましょうよ、ってやつですよね?
みなさん、身に覚えがありますよね?

でも、その結果はどうなんですか?
経営者の都合で
”給料は上がらない”
”休みは増えない”その他諸々
経営者の思うつぼじゃないですか?
労働者にとってこれほど環境の悪いことないんですよ

これが日本の現状だとすれば
嘆かわしいことこの上ございません
一生懸命自分で自分達の首を絞めてるんですから
もう、一家心中と言わざるを得ませんね

みなさん、あまりにもみなさん教養がなさ過ぎます
浮動票のバカものたちはあまりにも無責任すぎるじゃないですか

「勝ち組」と「負け組」
そんな社会がお望みですか?
「自分はきっと勝ち組だから」
「自分の努力次第では勝ち組になれるのでは?」
「努力した結果だから勝ち負けがあって当然だ、要は自分さえ勝ち組にまわればいいだけの話」

ホントに、そんな思います?
今回、勝ち組に投票した方々へ
自分は勝ち組だとおもいますか?

そうやって、富裕層は私腹を肥やしてきたし
貧困層はそれに騙され続けたのです
今回そこに投票された多くのみなさん!自分はどちらだと思われますか?


今回、日本の国民の多くは
「それでいい」
と、判断しました
それ自体は民主主義国家ですから許容せざるをえないでしょう

しかし、僕にはどうしても
「このままアメリカの植民地でいい」
とか、
「戦争もやむなし」
という判断にはしたくないと思うし
それこそ
”大衆”
が、なんと応えようとも

『それでも地球は回っているんだ!!!!!』
と、強く主張し続けたい


この世の中から戦争を無くしたい
自分の子供や孫たちのために
平和で安全な地球を守ってあげたい
そんな 現代のガリレオがいてもいいと思う
僕はガリレオの生き方をとても尊敬しています



2005,9,12 POP記



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